JGC修行2022 その2(3~4レグ目)

2022/1/2(日)

今日も今日とて丘珠空港へ。昨日(1/1)から振り替えた4レグに搭乗します。

 

と思いきや、搭乗予定のJL2895便の出発が遅れるということで、丘珠空港内で使える1000円分のお食事券(JALからのお年玉?)を頂きました。

というわけで空港内のレストラン「丘珠キッチン」で名物・丘珠カレーを堪能。スパイスの効いた美味しいカレーでした。

3レグ目

便名:JL2895便 ※HAC(北海道エアシステム)運航
区間:札幌/丘珠(OKD)11:40奥尻(OIR)12:30 ※遅延
機材:ATR42-600(AT4)
機体番号:JA13HC(ワンワールド特別塗装機)
利用運賃:先得割引-タイプB ¥8,900(累計¥20,900)
FLY ONポイント:184FOP(累計456FOP)

土日祝日限定の丘珠~奥尻線に搭乗。偶然にも、昨日函館を往復したのと同じ機材での運航で、CAさんも同じでした。

 

奥尻空港は離島ならでは?のコンパクトな構造になっています。ターミナル内ではストーブが活躍中。

 

4レグ目

便名:JL2894便 ※HAC(北海道エアシステム)運航
区間奥尻(OIR)13:00→札幌/丘珠(OKD)13:50 ※遅延
機材:ATR42-600(AT4)
機体番号:JA13HC(ワンワールド特別塗装機)
利用運賃:先得割引-タイプB ¥8,900(累計¥29,800)
FLY ONポイント:184FOP(累計640FOP)

折り返しの便で丘珠へ。

 

次に搭乗する釧路行きの便まで時間があったので、札幌駅周辺をぶらつくことに。

北海道で食べるソフトクリームが美味しく感じるのは謎。

 

次回、さらなるトラブルに見舞われます。

JGC修行2022 その1(1~2レグ目)

今回からJGC修行の本編について書いていきます。

 

2022/1/1(土)

修行僧の朝は早い。
まずはホテルの最寄り駅(豊水すすきの)から地下鉄東豊線で栄町へ。

栄町駅で空港連絡バスに乗り換え、大雪の札幌丘珠空港(丘珠飛行場)に到着。
丘珠空港からはJALグループのHAC(北海道エアシステム)が道内各地への路線を運航しており、かつ運賃も安めの為回数修行には最適です。
それにしても、元日の初便から条件付き運航(丘珠に引き返しor新千歳に目的地変更)というのは何とも縁起が悪いですね。

 

1レグ目

便名:JL2741便 ※HAC(北海道エアシステム)運航
区間:札幌/丘珠(OKD)7:35→函館(HKD)8:15
機材:ATR42-600(AT4)
機体番号:JA13HC(ワンワールド特別塗装機)
利用運賃:ウルトラ先得 ¥6,000
FLY ONポイント:136FOP

記念すべき1レグ目はプロペラ機で函館へ。函館空港が雪のため、着陸できない場合は丘珠に引き返すか新千歳空港に目的地を変更するという条件付き運航となりました。

ATR42-600の右側最前列(1CD、2CD)はお見合い席になっているのが特徴です。ただ、余程のことがない限り後ろ向き座席(1CD)に座る方はいないのでは……?

30分ほどのフライトで無事函館空港に着陸。函館空港ではいわゆるパタパタ(反転フラップ式案内表示機)がまだまだ活躍中。折り返しのJL2740便に乗るため、さっさと保安検査を通過します。

 

2レグ目

便名:JL2740便 ※HAC(北海道エアシステム)運航
区間:函館(HKD)8:45→札幌/丘珠(OKD)9:25
機材:ATR42-600(AT4)
機体番号:JA13HC(ワンワールド特別塗装機)
利用運賃:ウルトラ先得 ¥6,000(累計¥12,000)
FLY ONポイント:136FOP(累計272FOP)

当然ながら乗ってきた機材で折り返し。今度は丘珠空港が雪のため、着陸できない場合は新千歳空港に向かうという条件付き運航となりました。

空の上で旋回・待機した後、タイミングを見計らって丘珠空港に着陸。大雪の影響で、この後に丘珠空港を発着する便はすべて欠航となってしまいました(この日に飛んだのは朝の函館・釧路便1往復ずつだけでした)。そのため、修行のフライト予定にも変更が生じてしまいました。

①JL2741 札幌/丘珠7:35→函館8:15(搭乗済み)
②JL2740 函館8:45→札幌/丘珠9:25(搭乗済み
③JL2895 札幌/丘珠11:00→奥尻11:50(翌日の便に振替)
④JL2894 奥尻12:20→札幌/丘珠13:10(翌日の便に振替)
⑤JL2883 札幌/丘珠13:55→利尻14:50(払い戻し)
⑥JL2882 利尻15:20→札幌/丘珠16:15(払い戻し)
⑦JL2869 札幌/丘珠17:45→釧路18:30(翌日の便に振替)
⑧JL544 釧路20:05→東京/羽田21:45(翌日の便に振替)

本来は1/1中に羽田に戻る予定でしたが、翌日の便に振り替えることに。なお利尻の往復については満席だったため、諦めて払い戻しました。

札幌の中心部は猛吹雪(と言ったら道民の方に怒られるかもしれません)。急遽予約したホテルに身を寄せるのでした。

JGC修行2022 その0

今回は、元日から始まるJGC修行に備えて札幌へ移動した話。

 

2021/12/31(金)
この日は時間に余裕があったので、最安ルートで羽田空港へ行くことに。

まずは本八幡から都営新宿線の急行笹塚行きに乗り、馬喰横山へ。

一旦改札を出て乗り換え、東日本橋からは都営浅草線エアポート快特
本八幡が定期券区間内にあるため、このルートだと660円(IC)で済むのが◎。
急行+エアポート快特の組み合わせであれば、さほど時間もかかりません。
残念ながら、近年のダイヤ改正で都営新宿線の急行はほぼ壊滅状態ですが……。

0レグ目

便名:NH69便
区間:東京/羽田(HND)15:00→札幌/千歳(CTS)16:30
機材:B767-300ER(76P)
機体番号:JA614A(スターアライアンス特別塗装機)
運航:ANA
利用運賃:特典航空券(ハイシーズン) 9,000マイル

JGC修行といいつつ、札幌まではANAで移動。
意外なことに大晦日でも特典航空券の枠が残っていました。

 

座席は普通席の最前列(バルクヘッド)を指定してみました。
確かに足元は若干広いですが、目の前に壁があり思ったほど足を伸ばせない点と、手荷物を頭上に収納する必要がある(その分降機が遅くなる)点がイマイチかなと思いました。

 

新千歳空港からは安心と信頼の快速エアポートで札幌市内へ移動。
ついUシートに課金してしまいました。

 

晦日ということで、札幌駅に到着した頃には飲食店が軒並み営業を終了しており、危うく夕食難民になりかけましたが、なんとかラーメン屋に滑り込みセーフ。
自宅・祖父母宅以外で過ごす年越しは、地味に初なのでした。

 

いよいよ次回から修行本編です。

ステータス修行2022

今さらですが、2022年に取り組んだステータス修行について書いていきます。

1.ステータス修行とは

JAL日本航空)やANA全日本空輸)をはじめとする世界の航空会社は、自社のマイレージプログラム会員に対し、搭乗実績(搭乗回数やステータスポイント*1等)に応じて、様々な特典*2を提供しています。出張等でよく飛行機に乗ってくれる客(いわゆる上級会員)を優遇して、囲い込んでしまおうという策略ですね。

そんな「上級会員」を目指し、出張でもないのにひたすら飛行機に乗りまくることが「ステータス修行」です。俗に、ステータス修行をしている変態人のことを「修行僧」、修行を終えることを「解脱」と言っています。

 

2.上級会員になるには?

飛行機に乗ると、特典航空券等に交換できる「マイル」の他に、会員ランクの算定基準となるステータスポイントが貯まります。このポイントを1年間にどれだけ貯めたかによって(JALに限っては1年間の搭乗回数によっても)翌年度の会員ランクが決まる仕組みになっています。

JALの場合
  クリスタル
   FOP:30,000FOP(うちJALグループ便15,000FOP)以上
   回数:30回(うちJALグループ便15回)以上かつ10,000FOP以上
    ↓
  サファイア
   FOP:50,000FOP(うちJALグループ便25,000FOP)以上
   回数:50回(うちJALグループ便25回)以上かつ15,000FOP以上
    ↓
  JGCプレミア ※JGCJALグローバルクラブ)会員のみ対象
   FOP:80,000FOP(うちJALグループ便40,000FOP)以上
   回数:80回(うちJALグループ便40回)以上かつ25,000FOP以上
    ↓
  ダイヤモンド
   FOP:100,000FOP(うちJALグループ便50,000FOP)以上
   回数:120回(うちJALグループ便60回)以上かつ35,000FOP以上

ANAの場合
  ブロンズ
   30,000PP(うちANAグループ便15,000PP)以上
    ↓
  プラチナ
   50,000PP(うちANAグループ便25,000PP)以上
    ↓
  ダイヤモンド
   100,000PP(うちANAグループ便50,000PP)以上

ここで重要なのが、ステータスポイントや搭乗回数は毎年リセットされ、獲得したステータスにも有効期限がある*3ということです。

 

3.ステータス修行をする意義

前述の通り獲得したステータスには有効期限があるため、上級会員であり続けるためには、毎年飛行機に乗りまくることが必要です。しかしながら、JALANAには上級会員組織*4が存在し、入会(専用のクレジットカードを発行)し、その年会費を払い続ける限り、JALではサファイアANAではプラチナに準じた扱いを半永久的に受けることが可能です。入会条件はJALサファイア以上*5ANA:プラチナ以上であり、これらのステータス獲得を目的とする方が修行僧の大半を占めます。もちろん、より上位のステータスを維持するために毎年修行するストイックな方々もいます。

 

4.ステータス修行2022の方針

2022年のステータス修行を行うにあたり、以下の方針を定めました。

JAL
 ①FOPではなく、回数で修行
  色々な路線に乗ってみたい、日本各地の空港に行ってみたい
 ②目標はJGCプレミア(80回搭乗)
  JGCプレミアも、ダイヤモンドも、ワンワールドエリートステイタスでは同じ扱い(エメラルド)
  国内線ではダイヤモンド・プレミアラウンジに、国際線ではファーストクラスラウンジに入室可能
 ③1レグあたり8000円以下を目指す
  短距離・安価な路線で回数を稼ぐ
 ④「同一路線は1往復まで」縛り
  前述の通り、色々な路線に乗るため
  A空港~B空港という路線の場合、A→B、B→Aの2回を上限に、A→B×2回は不可

当初はJALのステータス修行のみ行う予定でしたが、8月よりプレミアムポイント2倍キャンペーンが開催されるということで、急遽ANAの修行も行うことにしました。

ANA
 ①とにかく安く
  基本的には、最もコスパの良い羽田~那覇の往復でPPを稼ぐ
 ②短期決戦
  9月中旬まではJALの修行、12月は会社の繁忙期の為飛べない
  よって、9月下旬~11月末までの限られた時間で解脱する必要
 ③目標はプラチナ(スーパーフライヤーズ入会)
  時間と費用が限られているため、スーパーフライヤーズ入会条件のプラチナを最終目標に

 

次回からは、実際に修行してみた様子について書いていこうかと思います。

 

 

*1:JAL:FLY ONポイント(FOP)、ANA:プレミアムポイント(PP)など

*2:優先チェックインカウンターの利用、搭乗前のラウンジ利用、優先搭乗、手荷物の優先返却など

*3:例えば、2022年中の修行で獲得したステータスは2024年3月末まで有効

*4:JALJALグローバルクラブJGC)、ANA:スーパーフライヤーズ

*5:JGCの入会基準は2024年に改変される予定のため注意

はじめに

皆さんこんにちは。たく(@ta9_daily)と申します。
n年ぶりにブログを開設することにしました。
不定期更新でゆる~くやっていきます。

簡単に自己紹介をば。

・千葉県在住の27歳会社員
・鉄道好き(乗り鉄):学生時代に日本の鉄道全路線を乗りつぶし済み
・元ステータス修行僧:2023年度はJALダイヤモンド、ANAプラチナを保有

以後お見知りおきを。